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【解説】長期投資における複利効果が絶大である理由

投資に興味を持ち、これから投資をはじめようという方であれば、複利効果について知っておくことはとても大切なことです。

この記事では、長期投資における最大のメリットともいえる「複利」について解説します。

 

単利と複利の違い

利息の計算方法には「単利」と「複利」の2種類があり、長期投資を行う場合、複利のほうが利益は大きくなります。

  • 単利:元本のみに利息がつく計算方法。得られた利息を再投資には回さない
  • 複利:元本についた利息も含めて新たな元本とし、利息を再運用していく計算方法

長期投資を行う場合、複利の効果によって利息が雪だるま式に増えていくことになります。実際の計算式で比較すると、次のようになります。

 

単利と複利の効果比較

仮に元本100万円を年利5%で20年間運用した場合の比較は、次の通りです。

  • 単利:元本100万円が20年後は200万円(2.0倍)
  • 複利:元本100万円が20年後は265万円(2.65倍)

その差は約65万円です。

単利の場合、元本100万円に対して毎年5%の利息がつくため、利息は毎年一律5万円です。

一方、複利の場合、1年目の利息は単利と同じ5万円ですが、2年目は「元本100万円+1年目の利息5万円=105万円」に対して5%の利息がつくため、単利より2,500円多く増えます。この差が毎年積み重なることで、20年間で約65万円もの差が生まれるのです。

さらに30年間運用した場合、単利では250万円(2.5倍)にとどまるのに対し、複利では432万円(4.32倍)になり、その差は約182万円にまで広がります。

運用期間が長くなるほど、単利と複利の差はより大きく開いていきます。長期投資においては、複利の効果がそれだけ大きな意味を持つということです。これが、長期投資で複利効果が絶大である理由なのです。

 

複利効果を活かす3つのポイント

複利効果を最大限に活かして資産を形成するために、意識しておきたいポイントを3つ紹介します。

① 得られた利益は再投資に回す

複利効果を得るためには、投資で得た利益(分配金や配当金など)を使わずに、新たな元本として再投資に回すことが鉄則です。分配金を受け取ってそのまま使ってしまうと、複利ではなく単利に近い運用になってしまいます。

 

② できるだけ早くはじめる

複利効果は、運用期間が長くなるほど大きくなります。同じ利回りであっても、20年運用した場合と30年運用した場合とでは、最終的な資産額に大きな差が生まれます。「まとまった資金ができてから」ではなく、少額からでもできるだけ早くはじめることが、複利効果を活かす近道です。

 

③ 長期的に安定した運用を続ける

複利効果を得るためには、長期的に安定した利回りを得ることが前提となります。相場が下落した局面で慌てて売却してしまうと、複利の雪だるま効果がそこで止まってしまいます。短期的な値動きに一喜一憂せず、積立投資などを活用しながら、コツコツと運用を継続する姿勢が大切です。

複利計算をしながら、将来の目標に向けたシミュレーションをしてみるのもおすすめです。具体的な積立投資のシミュレーション例は、以下の記事でも紹介しています。

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まとめ

  1. 複利は、利息を再投資に回すことで利益が雪だるま式に増えていく計算方法です
  2. 100万円を年利5%で運用した場合、20年で約65万円、30年で約182万円もの差が単利との間に生まれます
  3. 複利効果を活かすには「利益の再投資」「早くはじめること」「長期的に安定した運用を続けること」の3つがポイントです

複利を味方につけた資産形成の第一歩として、以下の記事もあわせてご覧ください。

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本記事は特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。試算は理論値であり、将来の運用成果を保証するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

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