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【厳選】おすすめ アクション映画10選

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おすすめのアクション映画10作品を紹介します。

映画の花形ジャンルといえば、やはりアクションですよね。

現実離れした迫力シーンの連続こそアクション映画の醍醐味であり、日常のストレス解消や爽快感に包まれることは間違いありません。

そんなアクション映画は大作が多いですが、往年の名作から最新作まで個人的な思いや持論を交えつつ、おすすめの作品を紹介します。

 

おすすめ アクション映画10選

 

1.燃えよドラゴン(1973年 監督:ロバート・クローズ)

物語は、ブルース・リー演じる主人公が復讐の為、犯罪組織の武術大会に出場するという、やや荒唐無稽な内容ですが、そんな事は気にしてはいけません。それよりも、純粋に若きブルース・リーの美しい肉体やカンフーに酔い痴れるのです。そして、アジア人が白人を倒してしまうという、それまでの世界常識を覆してしまい、かつ大人気となったのがこの映画の最大のポイントなのです。

近年カンフー映画は減ってきており、若い人にはあまり馴染がないかも知れませんが、ひと昔前はそれこそ今作「燃えよドラゴン」のブルース・リーに始まり、ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポーなど有名なカンフースターが多数輩出され、日本でも子供から大人まで大人気だったのです。

その中でもカンフー映画の絶対的ヒーローのブルース・リーが主演した作品はどれも名作ばかりです。今作「燃えよドラゴン」は中でも別格の人気を誇り、カンフー映画や中国映画では人気や知名度で必ず上位に名を連ねます。また何人もの洋楽アーティストが、フェイバリット映画に「燃えよドラゴン」を挙げている程、欧米でも絶大な評価を獲得したのです。

 

2.ダイ・ハード(1988年 監督:ジョン・マクティアナン)

アクション映画の金字塔であり、ブルース・ウィリスの出世作となったのが「ダイ・ハード」です。

記念すべきシリーズ第1作で、その後のシリーズも大ヒットを飛ばしていますが、何と言っても本作こそが原点であり、記憶に焼き付いている人も多いのではないでしょうか?

本作品の特長としては、クリスマスの悲劇、テロリストとの戦い、そして主役ブルース・ウィリスのコミカルな演技やセリフが特徴となっています。常に命の危機を感じさせる危険の連続なのに、どこかおちゃらけた言い回しをする事で、そのギャップが何よりも面白く大人気となったのです。

他にも、圧倒的な強さでテロリストを倒すというより、少し情けない要素もあり、敵から攻撃をされ瀕死のギリギリ状態で最後は逆転をするのが、アメリカ人好みというかプロレス的なアクション映画として支持をされました。

等身大のヒーロー的なアクションスター、アクション映画を求めるなら、「ダイ・ハード」以上の作品はないでしょう。

 

3.ターミネーター2(1991年 監督:ジェームズ・キャメロン)

本作品の主役を務めたアーノルド・シュワルツェネッガーは、その前も「プレデター」や「バトルランナー」など同じく人気アクション映画に主役として出演しましたが、本作が決定的な出世作となり現在もこれ以上の作品には出会えていません。

シリーズ作品の場合、大抵は第1作こそが最も評価や人気が高いのですが、「ターミネーター」の場合は珍しく「ターミネーター2」の方がそれらに加えて、興行収入も大きく前作を上回り、世界的な大ヒット映画になりました。

物語として近未来から刺客が送り込まれ、命を狙われる少年を守るというのは、ある意味でドラえもん的なスタンスとも言えなくもなく、少々変わった内容となっています。前作「ターミネーター」がカルト的で、シュワルツェネッガーも悪役といった感があったので、そこから「ターミネーター2」では真逆に舵を取ったのは、結果として英断となりました。

本作品以降、未来人が現代にやってくる作品も多くなり、アクションがより派手になったのも事実です。紛れもなく名作であるので一見の価値はあるでしょう。

 

4.ミッション:インポッシブル(1996年 監督:ブライアン・デ・パルマ)

「ミッション:インポッシブルシリーズ」における第1作が本作のタイトル「ミッション:インポッシブル」になります。スパイアクション映画となり、主役トム・クルーズの甘いマスクながら、近年のアクション映画の中では断トツの体を張ったシーンが何度も続く事で知られています。

他のアクション映画だとスタントマンが演じる事も多いのですが、本作品はトム・クルーズが相当の拘りや覚悟があるので、危険なシーンも代役ではない場合が多く、その極限状態の表情を映像に収めている事に成功しています。

内容は極秘諜報部隊に所属するトム・クルーズには、毎回危険なミッションが課せられ、その度に仲間とも協力をして見事にクリアーをしていきます。人間離れした超絶アクションをイケメンのトムが余裕を持って実行し、そこが一部のマニアックな映画ファンからは少々評価を落としている要因ですが、興行的には毎回大成功を収めています。

今やアクション映画の大定番シリーズに成長しています。他にも、最新のハイテク技術やアイテムが数々登場するので、そこも見どころとなっています。

 

5.プライベートライアン(1998年 監督:スティーヴン・スピルバーグ)

本作「プライベートライアン」はアクションの側面がありつつ、戦争を題材にした人間の感情を扱う重い映画なので、アクション映画好きからは敬遠される面もありますが、間違いなく名作であり深く考えさせられる作品です。

第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦を題材にして、トム・ハンクスとマット・デイモンの二大スターが共演した事も話題となりましたが、何と言っても戦争映画の中でもトップに入る迫力の銃撃シーン、戦地での極限状態で兵士が抱く感情などがとてもリアルなのです。共に戦った仲間が一人減り二人減り、そんな事が続くのが戦争であり、明日は我が身が殺される可能性が高いのです。

戦争映画のアクションは、どうしても暗い印象を抱いてしまいます。なぜなら、作品と分かっているのに、死が隣合わせであると錯覚し、それが終了するまで付き纏ってくるからです。しかし、アクションだから”陽気”と決めつけるのは乱暴であり、静かに名作を鑑賞したい方にぜひ観て頂きたい作品です。

 

6.バッドボーイズ2バッド(2003年 監督:マイケル・ベイ)

アクション映画好きで、即座に「バッドボーイズ2バッド」思い浮かんだ人は、相当なマニアですね。

当時は大人気で世界的なヒットを記録しましたし、間違いなく名作で面白いですが、「ロッキー」、「ダイ・ハード」、「ターミネーター」等に比較すると、知名度やインパクトに欠けるかもしれませんが、アメリカでは今でも上記の作品に負けない人気を誇っています。

マーティン・ローレンス、ウィル・スミスの2人が主役の刑事となり、麻薬ギャングの逮捕を目指すのですが、そこには銃やカーアクション、おバカなやり取りなどが満載で、かなり笑える内容となっています。何より、シリアスで難解なアクション映画の真逆に位置するので、気晴らしとしても最適です。

まるで漫才のような言い合い掛け合いは、アクションシーンよりも魅力があると言っても過言ではなく、これがアメリカでウケた最大の要因かもしれません。

 

7.ボーン・アルティメイタム(2007年 監督:ポール・グリーングラス)

「ボーン・アルティメイタム」のカーアクションは、他のアクション映画では太刀打ちが出来ない程、抜きん出ています。

もちろん、格闘シーンなどは「ボーン・アルティメイタム」に匹敵、それ以上の作品もあるでしょう。しかし、今作の建物から建物への飛び移りから流れるような格闘、また序盤のバイクシーンなども含めて、特別な映画であり極上のアクションを提供し続ける稀なシリーズと断言できます。

どうしても派手なアクションに目がいきがちですが、もう一つの見どころとして、主人公のマット・デーモン演じるジェイソン・ボーンの暗い過去や引きずっている葛藤、希望を見失っている表情にも注目をすべきです。普通のアクション映画とはここが全く違うので、主人公ボーンは笑顔を見せる事はありません。過去の恋人とのシーンなどで、若干や嬉しい表情もありますが、シリーズを通して基本的には寂しげで影があり、ここまで暗い主人公も珍しいものです。

極上アクション映画であり、そして一流の暗殺者も生身の人間であると提起する本作品は必ず観るべき作品だと思います。

 

8.ランボー 最後の戦場(2008年 監督:シルヴェスタ・スタローン)

アーノルド・シュワルツェネッガーの作品を紹介したら、永遠のライバル的な存在であり、今ではプライベートも仲が良いシルヴェスタ・スタローンの「ランボーシリーズ」を扱わない訳にはいきません。このシリーズで有名なのは2作目「ランボー 怒りの脱出」や3作目「ランボー 怒りのアフガン」ですが、今回はあえて4作目の「ランボー 最後の戦場」を紹介します。

本作品はアクション映画好きの間では本当に人気が高いです。人気の理由として、あれだけ戦場で活躍をしたスタローン演じるランボーが、時間の経過によってタイ奥地のジャングルでひっそりと生活をしているのです。こんなに人間臭いヒーローもなかなか居ないですよね。

この辺りの哀愁感じさせる中年像というか、窓際サラリーマン的な姿が、日本のアクション映画好きから共感を得たのでしょう。それにしても、「ロッキー」の最新作などもそうですが、老いた人間臭いヒーローを演じさせたら彼の右に出るハリウッド俳優はいません。

 

9.エクスペンダブルズ2(2012年 監督:サイモン・ウェスト)

本作もシルヴェスタ・スタローンが主役を担う大人気アクション映画で、設定もランボー同様に傭兵となるので、人によっては似通った作品と思うかも知れません。しかし、「ランボー」が孤独なヒーローで一人きりの終わりなき戦いなら、「エクスペンダブルズ」には力強い仲間が多数集結しスターローンを支えてています。

シルヴェスタ・スタローンを筆頭にハリウッドドリームチームと言っても過言ではない、豪華な役者が勢揃いして前作「エクスペンダブルズ」からのブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガー、さらに本作からはジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレンなどアクション映画好きにはお馴染の俳優が何人も出演し、それだけでも楽しい作品に仕上がっています。

一時期、「エイリアン VS プレデター」や「フレディ VS ジェイソン」のような別映画の主人公が対決する作品が流行ったのですが、それを豪華俳優で仲間にして悪人であるテロリストを倒すという簡単な物語に組み換え、且つ大ヒットで成功させる手腕はお見事です。全ての映画好きが安心して最後まで観られる作品です。

 

10.タクシー ダイヤモンドミッション(2019年 監督:フランク・ガスタンビド)

最後に登場するのは、唯一のフランス映画であり「タクシーシリーズ」の第5作にあたる最新作「タクシー ダイヤモンドミッション」です。

タクシーの醍醐味は、「ボーンシリーズ」同様にド派手なカーアクションとなりますが、こちらはタクシーという普通はお客を乗せる快適重視の車を、敢えて改造車に仕立て上げ、高速スピードやドライブテクニックに対応させているのがミソとなります。

タクシー運転手がここまで無謀な運転をするのは有りえないですが、それでも警察とタッグを組み、強盗犯を逮捕するのに協力する姿は、アクション映画の新境地を開拓したと言っても過言ではないです。

確かにここまで続くとマンネリや毎度おなじみの展開が想定されますが、「タクシーシリーズ」の人気が落ちる訳がなければ、評価にもまったく影響しません。それなら、「おバカ & カーアクション」というジャンルにとことん付き合ってみるのも良いのではないでしょうか。

 

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