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【厳選】おすすめ 音楽映画10選

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おすすめの音楽映画10作品を紹介します。

音楽映画はアクションやサスペンスなどの人気ジャンルと比較すると話題性に欠けますよね。

しかしながら、何もない状態から一音が奏でられただけで、人々を感動させたり熱狂させることができるのが音楽映画ならではの醍醐味だと感じてます。

是非、今回紹介する音楽映画をご覧いただき、皆さんと一緒に共感できればと思います。

 

おすすめ 音楽映画10選

 

1.ボヘミアン・ラプソディ(2018年 監督:ブライアン・シンガー)

言わずと知れたイギリスの伝説的ロックバンド・クイーンの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」です。ファンだけでなく一般層にまで幅広く受入れられ興行収入は100億円超え、2018年度の洋画ランキングでは1位を獲得、正にバンドの音楽を体現する素晴らしい映画です。

物語はボーカルであるフレディ・マーキュリーを中心にして、バンド結成以前から大成功までの軌跡となります。曲作りやフレディの苦悩、人間関係なども描きつつ、最後のライブエイドのライブシーンの圧巻パフォーマンスが最大の魅力となります。
イギリスというロック社会でここまで大成功を収めてしまうのをまざまざと見せ付けられると、感動を通り越して呆然とする程です。

 

2.ドアーズ(1991年 監督:オリバー・ストーン)

映画ファンなら誰もが知っている名匠オリバー・ストーンによって作られた「ドアーズ」は、1991年に公開されスマッシュヒットを記録しました。この年は「ターミネーター2」「羊たちの沈黙」「JFK」など、今でも人気がある作品が数多く公開されたので、それを踏まえると大健闘をした作品になります。

主人公でボーカルのジム・モリソンに焦点を当て、バンド結成前から突然のブレイク、時代のカリスマに持ち上げられるが、次第に酒やドラッグで生活や心も荒れ果て…。

 

3.ジギー・スターダスト(1984年 監督:D・A・ペネベーカー)

クイーン、ドアーズと続き、もう一人重要なロックアイコンがいます。ロックに興味がない人なら名前をどこかで聞いたぐらいの認識かもしれませんが、デヴィッド・ボウイというイギリスを代表するミュージシャンのライブ映画が「ジギー・スターダスト」です。

ライブ映画でありながら、ライブの舞台裏も捉えた画期的な一面もある作品です。時代の空気感やファンの熱狂、何よりもデヴィッド・ボウイが孤高の存在すぎて、何とも言えない感慨深い気持ちにさせてくれます。これも音楽映画として評価すべき名作だと思います。

 

4.ベイビードライバー(2017年 監督:エドガー・ライト)

2017年公開のとにかくオシャレながら超本格的なカーアクション映画が「ベイビードライバー」です。音楽(ロック)×イケメン天才ドライバー×犯罪が融合すると、ここまで全く新しい映画の形を提供するのだと世界中から絶賛され、とにかくそのセンスの良さが随所に表れています。

主人公ベイビーはどこかあどけなさが残る青年だが、その車を自在に操る運転テクニックは組織の逃がし屋として重宝されていた。強盗の運転手として、警察に絶対捕まらないので組織のボスからの信頼も厚い。そんな彼には幼少期のトラウマ的な事故が原因で耳鳴りがしているが、それを打ち消すには常にイヤフォンでお気に入りのロックミュージックを大音量で掛け、自分の世界に浸るしかない。たとえそれが強盗を逃がす仕事の最中でも…。

 

5.スパイナル・タップ(1984年 監督:ロブ・ライナー)

1970年代や1980年代は、今では想像できない程に大物ロックバンドのツアーは乱痴気騒ぎが当たり前でした。お酒やドラッグで暴れ騒ぎ、ライブが目的なのかそれとも破滅へと向かっているのか分からないものです。そんな様子を面白おかしくドキュメンタリータッチで、まるで実在するバンドの様に追いかけた作品が「スパイナル・タップ」です。

1984年に公開され、本物のロックバンドやアーティストに人気が高い作品です。それはメタル/ハードロックバンドの設定だけでなく、ツアーの様子やバンドの騒ぎっぷり、メンバー同士の確執などを忠実に再現しているのが、一般人よりも関係者にウケたのが要因です。古き良き時代のロックバンドの裏側を扱った映画として、見逃すのは厳禁です。

 

6.ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年 監督:ラース・フォン・トリアー)

アイスランドの歌姫ビョークが主人公のミュージカル映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は、これまでの音楽映画とは趣向がかなり異なります。それは、とにかく”暗い”のです。ビョークのキャラクターを知っているファンは彼女の明るさや陽気な部分を理解しているので、主役として映画デビューすると知って、当然そのような作品だと誤解をした部分もあります。しかし、本作は音楽映画の中では類を見ない”暗さ”が全体を漂い、だからこそ評価は高くカンヌ国際映画祭では最高賞”パルム・ドール”を受賞する評価となりました。

真剣に映画を観たい方、または切ない映画に触れたい方は一押しの作品です。

 

7.サウンド・オブ・ミュージック(1965年 監督:ロバート・ワイズ)

ミュージカル映画や音楽映画を代表する名作です。1965年に公開され、今ではミュージカル映画を代表するだけでなく、歴代の名作映画ランキングの常連となっています。

舞台はオーストリアで第二次世界大戦の前夜、修道女見習いのマリアが大佐の子供たちの家庭教師になり、音楽を通じて触れあっていく物語。
ナチス支配を乗り越えて生きようとする一家の姿を、子供達との歌声や美しい音楽を盛り込んで描き出す作品です。

 

8.セッション(2015年 監督:デミアン・チャゼル)

ジャズの醍醐味や真髄を迫力サウンドで伝えるのが、「セッション」になります。
ドラムのプロになる青年を主人公にして、講師とのやり取りや駆け引きをスリリングに展開しています。本作はどの音楽映画にもない圧倒的な演奏シーンがふんだんに取り入れられています。これまでの音楽映画の数倍、あるいは数十倍の熱量を持って、楽器を演奏しているシーンに満ち溢れています。
ジャズと人間対立や師弟関係だけで一本の作品にすると、通常は退屈だと思いがちですよね。しかし、そんな固定概念を破壊するのが、ドラムを叩く一音一音で崩壊していきます。名作中の名作と断言できます。

 

9.MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間(2015年 監督:ドン・チードル)

「ホテル・ルワンダ」でアカデミー主演男優賞にノミネートされ、近年は「アベンジャーズ」シリーズでも活躍するドン・チードルの初監督作品です。
この作品はジャズ界の帝王であるマイルス・デイヴィスの伝記映画であり、絶頂期ではなくその後の活動休止期間にスポットを当てています。1970年代後半の5年間、ミュージックシーンから完全に姿を消したマイルス・デイヴィスは、慢性の腰痛に悩まされ鎮痛剤やドラッグの影響ですさんだ生活を送っていた。そんなマイルスのもとに音楽記者が訪れ、そこからドラッグや女性問題など思わぬ事件に巻き込まれていき…。
ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターをはじめとする一線級のミュージシャンも登場するなど、マイルスの熱狂的なファンはとても興味深く面白い作品であるのは間違いありません。

 

10.8マイル(2002年 監督:カーティス・ハンソン)

ヒップホップ界最大の白人スターであり、日本でも有名な洋楽アーティストの一人エミネムによる、半自伝映画が「8マイル」になります。この作品は、主人公ジミーをエミネム自らが演じ、貧しい生活をしながらもヒップホップに取り憑かれた男が、ラップ大会での優勝を目指し奮闘する物語です。
作品舞台はデトロイトであり、エミネム自身もこの地でヒップホップでの成功を夢見て奮闘したようです。登場人物や仕事先、トレイラー生活などがフィクションでそれ以外は殆ど自伝的要素と言って良いでしょう。映画初出演とは思えない程、魅力溢れる作品です。
エミネムはアルバム作品も好セールスを記録するだけでなく、「8マイル」でも見事に成功を収め、映画同様に特別な存在になりました。

 

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