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【厳選】おすすめ スペクタクル映画10選

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おすすめのスペクタクル映画10作品を紹介します。

スペクタクル映画は一般に、作品の設定やセットが大掛かりで制作費が高く、上映時間が長めで見ごたえのある映画作品を指します。

日常のちっぽけな悩みを吹き飛ばしたいときには、壮大な人生ドラマを描いた爽快なスペクタクル映画でも観ませんか。

 

おすすめ スペクタクル映画10選

 

1.ベン・ハー(1959年 監督:ウィリアム・ワイラー)

スペクタクル映画といえば、まっさきに思い浮かぶ作品です。

チャールトン・ヘストン主演、ウィリアム・ワイラー監督の1959年のアメリカ映画で、アカデミー賞11部門を受賞しています。当時としては破格の54億円もの制作費が費やされ、4時間近くに及ぶ超大作です。

ローマ帝国時代のユダヤ人王族のジュダ・ベン・ハーの半生を描いています。イエス・キリストの生誕で物語は幕を開け、ベン・ハーは波乱に満ちた人生を送ります。そして、イエス・キリストの死によって物語は幕を閉じます。見どころはなんといっても、クライマックスの戦車競争のシーンでしょう。今ならCG技術で済ませるところを、大掛かりなセットでやっているのはさすが歴史に残る名作です。

 

2.アラビアのロレンス(1962年 監督:デヴィッド・リーン)

本作品は1962年のイギリス映画でアカデミー賞7部門を受賞しています。

デヴィッド・リーン監督、ピーター・オトゥール主演で4時間近くに及ぶ大長編作品です。第一次世界大戦下のアラビア半島を舞台に、実在のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスをモデルになっています。オスマン帝国からのアラブ独立闘争を壮大なスケールで描き、史実に比較的忠実に沿っている映画です。

ロレンスが大活躍するいっぽうで、導いた勝利が悲劇と深い挫折感を生み出してしまうというなんとも複雑なストーリー展開や、ミステリアスなロレンスの人柄もまた魅力です。過酷な砂漠の描写がなんといっても圧倒的で美しく、永遠に人々の記憶に残る作品と言ってよいでしょう。

 

3.2001年宇宙の旅(1968年 監督:スタンリー・キューブリック)

イギリスのSF作家アーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリック監督が製作した1968年の映画で、壮大な宇宙を舞台にした叙事詩です。

ボーマン船長一行は宇宙船ディスカバリー号で木星探査をしますが、人工知能であるコンピューターHALが突如として暴走します。冒頭に登場する黒い石板のような謎の物体「モノリス」が物語のカギを握ります。

1960年代とは思えない特撮技術と、特徴的な静かな雰囲気で、宇宙空間がリアリティたっぷりに描かれています。主題音楽としては、シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」が遠大な宇宙の旅に優雅さを添えています。哲学的なテーマもあり、宇宙映画が好きな方にとって、外せない作品と言えるでしょう。

 

4.スターウォーズ(1977年 監督:ジョージ・ルーカス)

壮大な宇宙を舞台に人間ドラマが繰り広げられる、言わずとしれた宇宙SFの金字塔です。1977年公開の本作以来、シリーズ作は計8本制作されハリソン・フォードの出世作です。

宇宙を支配するダース・ベイダー率いる帝国軍と、対抗するレジスタンスの戦いが描かれます。レジスタンスのルーク・スカイウォーカーはドロイドであるC-3POとR2D2と共に、さらわれたレイア姫を助けに行きます。オビ=ワン・ケノービやハン・ソロらと出会い、不思議な力であるフォースに目覚めて成長します。

本作品は日本の黒澤明作品から大きな影響を受けています。フォースやライトセイバーなど、そのモチーフを探してみるのも醍醐味のひとつです。

 

5.風と共に去りぬ(1939年 監督:ヴィクター・フレミング)

南北戦争期のジョージア州を舞台に、波乱万丈の女性の半生を描いたアメリカ作品です。ビビアン・リー主演、ヴィクター・フレミング監督の叙事詩で、4時間弱に及ぶ本作はアカデミー賞10部門を受賞しています。

主人公スカーレットが運命の人・レットと出会った夜に南北戦争が勃発します。次々に困難と試練がスカーレットを襲いますが、ラストで”明日は明日の風が吹く”という前向きな言葉を残します。

南北戦争という猛烈な時代の「風」によって、当時の南部貴族社会が消え「去った」顛末を丹念に描いています。歴史的な動乱のなか、度重なる人生の試練を味わいながらもたくましく生きる女性の姿は、時代を超えて人々を勇気づけてくれます。

 

6.グラディエーター(2000年 監督:リドリー・スコット)

「ベン・ハー」同様、古代ローマ帝国が舞台のスペクタクル映画です。2000年のアカデミー賞作品で、上映時間は3時間近く、 リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演です。グラディエーターとは剣闘士のことで、陰謀に陥れられた英雄騎士の死闘をダイナミックに描いています。

舞台は西暦180年、賢帝マルクス・アウレリウスの統治する古代ローマ時代。将軍マキシマスはアウレリウスと皇太子コモドゥスの権力争いに巻き込まれ、家族を失い、奴隷へと身を落とします。マキシマスはグラディエーターとなって、コモドゥスへの復讐を誓います。

みどころは、やはりコロシアムでのグラディエーターの決闘シーンです。すっかりローマ時代に浸った気分になれるでしょう。

 

7.アルマゲドン(1998年 監督:マイケル・ベイ)

ブルース・ウィリス主演のアメリカ映画で、小惑星が衝突する地球の人々が奮闘する様子を描いています。

ある日、地球に衝突するテキサス州にも匹敵する大きさの小惑星が発見されます。地球到達までわずか18日で、この小惑星が衝突すれば地球の破滅が免れません。そこで、石油採掘のスペシャリストから選ばれた宇宙飛行士たちが地球を飛び立ち、小惑星を破壊するための核爆弾を仕掛けに決死の旅に向かいます。

派手な映像と演出は迫力があります。また、主題歌であるエアロスミスの「I Don't Want To Miss A Thing」は大ヒットとなりました。スリルあり、涙あり、大迫力のスペクタクルありで、ヒューマンドラマを描いた正統派のエンターテイメント映画です。

 

8.宇宙戦争(2005年 監督:スティーヴン・スピルバーグ)

H・G・ウェルズの同名小説を映画化した作品で、スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演のSFパニック映画です。

巨大な三脚歩行機械”トライポッド”が突如地中から現れ、光線兵器で次々に人々に襲いかかります。トライポッドは地球上の都市に同時多発的に現れており、宇宙から地球を侵略しにきた異星人そのものであることが判明します。侵略者に対し、人類の兵器や軍隊は全く歯が立たず、人類は徐々に劣勢に立たされていきます。

主人公レイ・フェリエは子供たちとともに必死で応戦しつつも、異星人への対策を練ります。意外なラストも含め、ハラハラドキドキでスリル満点なストーリー展開など、見どころ満載の作品です。

 

9.ロード・オブ・ザ・リング(2001年 監督:ピーター・ジャクソン)

イギリスのファンタジー作家トールキンの名作「指輪物語」を映像化した3部作の作品です。

第一作の本作は2001年製作で、自然と緑豊かなニュージーランドで撮影されています。ピーター・ジャクソン監督、イライジャ・ウッド主演で3時間に及ぶ大作です。

「旅の仲間」の副題のとおり、主人公フロド・バギンズと仲間との出会いが描かれています。”中つ国”に住む小人ホビット族のフロドは、冥王サウロンの指輪を滅びの山の火口に投げ込みに旅に出かけます。ガンダルフやアラゴルンなど、強力な仲間9人は過酷な旅のなか、様々な試練にあいます。ロールプレイングゲームの元祖となった小説の映画版である本作は、ゲーム好きにとってもたまらない作品になるでしょう。

 

10.レッドクリフ(2008年 監督:ジョン・ウー)

ジョン・ウー監督による中国映画で史実に基づいたおなじみ羅貫中の「三国志演義」で巻き起こる壮大な人間ドラマを描いた作品です。

レッドクリフ とは、”赤壁”を意味し、三国志のなかで最大のクライマックスの場面”赤壁の戦い”を表しています。製作費は100億円が投じられ、上映時間は2時間半ですが、続編である「レッドクリフpart2」と合わせると実質5時間に及びます。

古代中国・後漢末の三国時代。魏の曹操率いる大軍と対抗するため、蜀の劉備軍は天才軍師である諸葛亮孔明の助言によって、呉の孫権軍と同盟を結び、長江の赤壁付近で対峙します。一大歴史スペクタクルと共にジョン・ウーならではのアクションシーンが見ものです。

 

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