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【厳選】おすすめ ホラー映画10選

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おすすめのホラー映画10作品を紹介します。

ホラー映画といえば、映画の中でも最も好きな人と苦手な人に分かれるジャンルかもしれません。

とはいえ、単純明快な怖さだけでなく、なかには人間の心理描写を巧みに描いた良質の映画があることに疑いの余地はありません。ここでは、そんなおすすめのホラー映画を紹介します。

 

おすすめ ホラー映画10選

 

1.サイコ(1960年 監督:アルフレッド・ヒッチコック)

ホラー・サスペンス映画の元祖アルフレッド・ヒッチコック監督の不滅の映画作品です。

「サイコ」はPsycho(心理)を意味します。アリゾナ州のマリオンはあるモーテルに立ち寄り、そこには隣接した屋敷に住む青年ノーマンがいました。マリオンがシャワーを浴びていると、突然何者かに襲われてしまいます。事件の真相を追う探偵は調べるうちに、ノーマンが母親の世話をしていることを知ります。ですが、ノーマンからも母親からも事件の手がかりは得られません。

冒頭の有名なシャワーシーンをはじめ、ホラー映画の教科書とも言うべきこの作品は、全編不気味な雰囲気が漂っています。そして、驚愕のラストは観る者を恐怖のどん底に叩き落としてくれるでしょう。

 

2.チャイルド・プレイ(1988年 監督:トム・ホランド)

1988年のホラー映画で、人気作となった本作品は続編も多数作られています。一度見たら忘れられない人形・チャッキーが強烈に印象に残る作品です。

刑事に追われた殺人鬼レイ(チャッキー)はある日、売り物の人形(グッドガイ)に魂を売ります。チャッキーとなった人形は、次々に人々に襲いかかります。

非常に単純な設定ですが、人形が動くというだけで圧倒的な恐怖感が観る者を虜にします。この点、「グレムリン」のように可愛さが恐怖に変わる不気味さがあります。低年齢層には怖いでしょうが、高年齢層には一種のコメディホラー作品として楽しめるかもしれません。最近では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにアトラクションも作られました。

 

3.cube(1997年 監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ)

低予算で製作されたカナダ映画です。トラップが張り巡らされた謎の立方体”キューブ”に突然閉じ込められた6人の男女の奇妙な体験とその脱出劇を描きます。

キューブは立方体の小部屋からなっていて、部屋ごとにそれぞれセンサーやトラップが仕掛けられ、入る者が間違った行動を取ると死が待っています。小部屋の隣も延々と小部屋になっており、6人は出口を探さなければなりません。トラップのいくつかには素数や因数など、数学的なトリックを解かないといけないようになっています

ジワジワと迫り来る恐怖を楽しみたい方や、単純なホラー映画には飽きてしまい、頭を使ったトリックを楽しみたいホラー映画好きの方におすすめの作品です。

 

4.リング(1998年 監督:中田秀夫)

鈴木光司のヒット小説「リング」を原作とする映画作品です。

後のジャパニーズホラー作品の先駆けとなりました。俳優陣も豪華で松嶋菜々子・真田広之・中谷美紀・竹内結子が出演しています。「らせん」と同時上映されましたが、「らせん」とは異なる続編2作も後に作られました。

”見たものは1週間で死ぬ”とする呪いのビデオに関わる一連の怪事件を軸に物語が展開していきます。徹底したホラー映画として作られており、今となってはやや昔の作品とはいえ、ホラー好きにはたまらない作品です。映画だけでも十分見ごたえがありますが、やはり社会現象となった小説と一緒に楽しむと、スリルと恐怖が一層味わえるでしょう。

 

5.らせん(1998年 監督:飯田譲治)

鈴木光司の小説「リング」の後日談を描いた続編小説の映画作品です。

「リング」と同時上映されました。佐藤浩市・中谷美紀・松嶋菜々子・真田広之が出演しています。

「リング」が徹底したホラー映画なのに対し、「らせん」は”呪いを科学する”という原作の思いを忠実に反映し、ホラー度はやや低めに作られています。むしろ、不思議な呪いのビデオの科学的背景には天然痘ウイルスによく似た未知の伝染性ウイルスが関与していた、という驚愕のストーリー展開を暴くプロセスが描かれています。

吉川英治文学新人賞を受賞した原作小説や、前作「リング」と合わせて鑑賞すると、ストーリーの理解が一層進むことでしょう。

 

6.ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年 監督:ダニエル・マイリック/エドゥアルド・サンチェス)

6万ドルという超低予算で少人数製作されたインディペンデント映画で81分という比較的短時間ながら、強烈な印象を残す作品です。

魔女伝説を題材としたドキュメンタリー映画を撮影するため、森に入った三人の学生が消息を絶ち、その学生たちが撮影したビデオをそのまま編集して映画化した、という筋立てになっています。全編ドキュメンタリー風のカメラワークが森の孤独感、恐怖感をいっそうあおっているのが特徴的です。

作品中のメリーランド州に伝わるブレア・ウィッチ伝説は架空のものですが、観るものにそうとは思わさせないような、見事な演出が光る名作ホラー映画といえるでしょう。

 

7.呪怨(2003年 監督:清水崇)

清水崇監督・脚本による奥菜恵主演のホラー映画で、続編も多数製作されています。

オリジナル製作されたビデオ版の口コミで人気に火がつきました。登場人物・佐伯の声やその子供の姿が観る者に強烈なインパクトを残す作品です。怨念をモチーフに幽霊の姿を直接的に描き、日本のホラー映画の王道作品で、「最も怖い映画」第1位にも選ばれています。

ある日、女子大生の理佳は介護ボランティア先で幽霊と遭遇します。その後、警察の調べで過去に猟奇的な事件が起こっていることが判明します。怪事件や怪現象が次々と起こり、事件に関連する人々に悲劇と恐怖が襲いかかります。

とにかくインパクトの強いホラー映画をみたい!という方にはおすすめの作品です。

 

8.着信アリ(2004年 監督:三池崇史)

秋元康原作のホラー小説シリーズをもとにしたホラー映画です。三池崇史監督、柴咲コウ主演の作品です。

女子大生・中村由美の友人たちが、死を予告する電話によって次々と謎の死を遂げていきます。由美は、新たに予告電話を受けた別の友人たちと事件の真相を追います。そしてとうとう、由美自身が死の予告電話を受けることになります。由美は呪いの元凶が廃病院にあることを突き止め、廃病院に乗り込みます。

着信コールが”呪い”につながるという発想そのものは、「リング」を彷彿とさせます。しかしながら上映当時、多くの人々に普及し始めていた携帯電話の着信コールを逆手に取って、大ヒットホラー映画に仕立てた秋元康氏の手腕は見事というほかないでしょう。

 

9.ソウ(2004年 監督:ジェームズ・ワン)

低予算で製作されたアメリカのサイコホラー映画です。監督はジェームズ・ワンで18日間という短期間で撮影され、猟奇殺人鬼ジグソウによって密室に閉じ込められる2人の男性の脱出劇が描かれています。

目が覚めると、老巧化したバスルームに横たわり、 全く見当がつかない状況におかれた男性たちと、連続殺人犯を追う刑事が究極の選択を迫られるというストーリーです。

斬新なストーリー展開とはいえ、突如として不条理に密室に閉じ込められるという設定は、「cube」の影響を受けていると思われますが、現実離れした設定の「cube」と比べると、現実味のある設定で直接的で残虐な描写が多く、よりホラー度合いが強い作品といえるでしょう。

 

10.死霊館(2013年 監督:ジェームズ・ワン)

「悪魔の棲む家」で有名な”アミティヴィル事件”など多くの事件を調査してきた 超常現象研究家のウォーレン夫妻が、”最も邪悪で恐ろしい事例”とする衝撃の事件体験を描いています。「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンの監督作品です。

1971年、ロードアイランド州の古びた一軒家にロジャーとキャロリンのペロン一家が引っ越してきました。新しい生活に胸を躍らせますが、翌朝から様々な異変が一家を襲い始めます。異変を聞きつけ、調査に赴いたウォーレン夫妻は壮絶な恐怖を味わうことになります。

質・量共に高い恐怖の演出や、リアリティあふれる描写などで評価の高い本作は、原点回帰した現代ホラー映画の金字塔と言えるかもしれません。

 

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